CO2倍増時の生態系のFACE実験とモデリング(295)

課題名 CO2倍増時の生態系のFACE実験とモデリング(295)
課題番号 296
研究機関名 東北農業試験場
研究分担 地域基盤・(上席)
地域基盤・気象研
地域基盤・病害生態研
研究期間 継8~12
年度 2000
摘要 CO2濃度が、周囲大気に比べて約200ppm高い濃度で制御したFACE試験区において、制御性能の評価と水稲の栽培実験を行った。10年度後半にテストしたPID制御アルゴリズムの導入によって、リング中央におけるCO2濃度の30秒平均値が目標値の±10%内に入る割合が約60%に達し、またリング面積の約60%が目標値の±15%以内に入るという制御性能の向上が認められた。高濃度CO2による水稲の乾物重・収量の増加は15~20%となり、10年度の少照、11年度の高温・多照という異なる気象条件において、ほぼ同様の結果となることを確認した。さらに、前の年の生育期間中の高濃度CO2の影響が、種子を介して翌年に現れるという画期的な現象を発見した。
カテゴリ 水稲

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