| 課題名 |
低温ストレス下におけるイネのいもち病多発要因の量的評価(302) |
| 課題番号 |
304 |
| 研究機関名 |
東北農業試験場
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| 研究分担 |
地域基盤・病害生態研
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| 研究期間 |
完9~11 |
| 年度 |
2000 |
| 摘要 |
冷害時にはイネの体質が変化し、いもち病に罹りやすくなる現象は古くから知られているが、その定量的解析や感受性が変化する機構は解っていない。このため、冷害年の発生予察等に問題を残している。本研究では、低温がいもち病の感受性に及ぼす影響を定量的に評価することを目的とした。供試した全品種とも、低温処理後に葉いもち感受性が増大したが、品種間差が逆転することはなかった。穂孕期から出穂期のいずれの低温処理によっても穂いもちの感受性は増大し、特異的に穂いもち感受性への影響が異なる時期はなかった。また、低温処理直後に接種した場合でも籾いもちが激発し、感受性の増大がみられた。これは、低温処理直後には感受性が低く、その後に感受性が増大する葉いもちの場合とは異なった。以上のことから、出穂前のうち、障害型冷害が回避できる時期に低温に遭遇した場合でも、いもち病に対する体質は確実に感受的となり、穂いもちが多発する危険性があること、低温による感受性の変化のメカニズムは葉いもちと穂いもちとでは異なる可能性があることが示唆された。これらの成果は、東北農業試験場総合研究第4チームの課題「収量成立過程を考慮した生育予測・作柄診断モデル」に受渡す。なお、冷温による感受性増大の定量的評価までは検討できなかった。また、感受性増大機構は12年度から開始する新規課題で検討を開始する。
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| カテゴリ |
いもち病
害虫
管理技術
生育予測
凍害
品種
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