地域気象評価のための吸水能を考慮した群落蒸散特性の解明

課題名 地域気象評価のための吸水能を考慮した群落蒸散特性の解明
課題番号 273
研究機関名 東北農業試験場
研究分担 地域基盤・気象研
地域基盤・低温スト研
地域基盤・害虫予察研
研究期間 単12
年度 2000
摘要 やませや山谷風など、ローカルな大気循環により生じる時空間的な気象変化の評価は、農業災害や病虫害の軽減、地域気象の利活用にとって重要である。地域気象特性を予測するためには、広域群落からの水・熱輸送、とりわけ影響の大きい蒸散の評価が不可欠である。これまで、群落からの蒸散量は、気孔抵抗を葉面飽差、風速、土壌水分などの関数でモデル化して推定するのが一般であったが、この方法では、日・時間レベルの蒸散量変化に影響する気孔の挙動や、土壌環境の変化にともなった吸水能低下による蒸散量の減少などを正しく再現できない。本研究では、群落を対象にして、(1)気象環境(飽差と風速)で決まる蒸散能、(2)土壌環境(地温や土壌水分)で決まる吸水能、(3)実蒸散量、(4)実吸水量との関係を実験的に整理すことによって、気象環境と土壌環境に依存した群落の気孔挙動特性を解明する。本研究によって、群落の蒸散量推定モデルに現実的な気孔挙動の組込が可能となり、やませや山谷循環による大気の変質に及ぼす群落の影響を評価するための基礎データが得られる。
カテゴリ 病害虫 土壌環境 輸送

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