マーカー遺伝子を用いた家畜の多様性保持機構の解明(14)

課題名 マーカー遺伝子を用いた家畜の多様性保持機構の解明(14)
課題番号 10
研究機関名 農業生物資源研究所
研究分担 遺資一・動物探索研
(東北農試)
研究期間 完10~12
年度 2000
摘要 家畜の品種による遺伝的多様性と経済的な能力の関係を調べ、多様性の保持機構を解析するための基礎的な検討を行った。 集団遺伝学の分野で代表的な6つの遺伝距離推定法をシュミレーションにより比較し、NeiのStandardとNeiのMinimum distanceは、いくつかの条件下において、他の距離推定法より正確度が高いことを示した。Roger, Cavalli-Sforzaの距離は一般に精度が低かったが、有意差は認められなかった。QTLの推定に混合モデルのアニマル・モデルを使いF1世代の測定記録、F1及びF2の血縁係数行列を用いる方法を導入し、この方法(MIX)とHALEYらの単純回帰(LS)の方法をコンピューターシミュレーションにより比較した。QTL位置の推定に関して、ほとんどの条件において本研究の方法(MIX)が推定位置の標準誤差が小さく優れた精度を持つこと示した。また、多様性保持機構解析に用いるための牛、豚、鶏、羊についてのマーカーを検討し、鶏では生物研で開発したマイクロサテライトマーカー(ABRマーカー)約800個が解析に有効であり、牛、豚、山羊については公開されているマーカーの、それぞれ15,30,15個について、実際の集団に用いて利用可能であることを確認した。
カテゴリ 品種 山羊

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