動物集団内個体間の遺伝的類似度推定への個体情報利用手法の開発(70)

課題名 動物集団内個体間の遺伝的類似度推定への個体情報利用手法の開発(70)
課題番号 62
研究機関名 農業生物資源研究所
研究分担 遺資一・情報シス研
研究期間 完9~12
年度 2000
摘要 マーカー遺伝子座周辺における、ある個体の持つ配偶子と集団内の他の配偶子の遺伝的関連は、マーカーからの距離(組み換え率)の多項式として求めることができ、これを積分してすべてのマーカーに対して推定範囲に応じて平均する事によって、遺伝的関連性の評価が可能となった。ゲノム上に散らばらせた、仮想遺伝子座でシミュレートした動物の小集団内の遺伝的関連性の実現値と評価値の相関は、本方法が従来法よりも高かった。また、集団に加わった選抜による偏りも、本法で低くなった。血縁情報による評価値、マーカーのヘテロ接合率、本研究の評価値をそれぞれ保つように選抜した集団における、遺伝的変異は現実的な条件下では、本研究の評価値、血縁情報による評価値、マーカーのヘテロ接合率の順であった。しかし、非常に小さな集団で世代が進み集団の血縁的均質化が進むと、マーカーのヘテロ接合率のみの選抜が高くなった。
カテゴリ データ管理 ばら

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