課題名 | 穀物自動乾燥調製装置の開発 |
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課題番号 | 12 |
研究機関名 |
生物系特定産業技術研究推進機構 |
研究分担 |
生産・乾燥調製研 |
研究期間 | 継10~14 |
年度 | 2000 |
摘要 | 乾燥、籾摺、精米、選別を自動で行う機能を有する、穀物自動乾燥調製装置[グレイプロセッサ]の開発を行うため、改良2号機の性能試験を行うとともに、改良3号機の試作を行った。改良2号機は、籾摺り部、精米部、選別部からなり、処理能力は平均410kg/hであった。籾摺部は遠心式で、脱ぷ率平均99.1%、砕粒率は平均0/94%、精籾混入率平均0.42%であった。精米部は縦形について検討し、白度上昇19~22%で、穀温上昇は12~23℃であった。白度上昇が大きくなり、穀温上昇が高くなる場合もあり、操作条件の更なる検討の必要性を認めた。選別部については、光検知のエアー式(5ch、10ch)及びフラッパ式(透過、反射)について検討した。籾除去率は、エヤー式で10chに比して5chが大きくなった。フラッパ式では透過光を用いる方法が有効であった。改良3号機では精米部は研削-摩擦式とし、乾燥部との連結を考慮するとともに、省電力・コンパクト化を図った。 |
カテゴリ | 乾燥 水田 低コスト |