課題名 | 小麦生地物性改良のための低分子グルテニン遺伝子型の簡易判別技術の開発(46) |
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課題番号 | 36 |
研究機関名 |
中国農業試験場 |
研究分担 |
作物開発・育種工学研 作物開発・畑作育種研 |
研究期間 | 止10~12~(13) |
年度 | 2000 |
摘要 | 小麦国内品種の製麺性・製パン性の向上のため、生地物性に大きく影響する低分子グルテニンサブユニット(LMW-GS)の遺伝子型についてその構成を明らかにするとともに、2次元電気泳動法でLMW-GSを単離し、それらのアミノ酸配列と遺伝子の対応付けを行った。その結果、遺伝子から予想されるN末端領域にシステインを持たずグルテニンの網目構造に悪影響を与えると考えられるLMW-GSと同じアミノ酸配列を持つものの存在が明らかとなった。また、PCR法によりこの遺伝子が品種間で多型を示すことから、このサブユニットが生地物性の品種間差に関与している可能性が示唆された。この課題は近中四農業研究センターに引き継がれる(研究機構-近中四農セ)。 |
カテゴリ | 育種 軽労化 高付加価値 小麦 新品種 品種 |