中山間地域における小麦作振興のための技術的及び社会・経済的条件の解明

課題名 中山間地域における小麦作振興のための技術的及び社会・経済的条件の解明
課題番号 59
研究機関名 中国農業試験場
研究分担 作物開発・畑作物育種研
総合研究・経営管理研
作物開発・畑作物育種研
地域基盤・土壌管理研
研究期間 単12
年度 2000
摘要 水田を中心とした土地利用型農業活性化対策の実施にともない、中山間地域においても小麦や大豆等の稲以外の土地利用型作物の導入が必要になっている。本課題では中山間地域での小麦作の振興のための技術的及び社会経済的条件について解明することを目的として現地栽培試験、加工販売試験ならびに現地農家や地場産小麦の実需者を対象とした調査を実施した。現地栽培試験としては、中山間地向け品種選定試験および作期前進化栽培試験をおこなった。標高200mの広島県君田村において実施した品種選定試験には国内外の小麦32品種を供試し、成熟期、穂発芽耐性、収量などを調査した結果、中国143号とイワイノダイチが有望であると判断した。これら有望系統の君田村での成熟期は6月13~17日で梅雨が本格化する目安である6月20日以前の収穫が可能であった。ただし標高400mの岡山県奥津町では成熟期は6月20日以降となり、雨害の回避は困難と考えられた。作期前進化試験では標準播き区(11月6日播)に比べ早播き区(10月21日播)では成熟期が3~5日早まるものの茎立期も2週間程度早くなるため、凍霜害の危険性について累年評価をする必要があると考えられた。小麦の地場利用を図るためには製粉と加工が大きな問題であることが分かった。小規模製粉業者に依頼して作った地粉乾麺は販売試験の結果、地域特産品として一定の需要があることが明らかとなった。
カテゴリ 加工 軽労化 高付加価値 小麦 水田 大豆 中山間地域 品種

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