果樹遺伝資源の導入及び特性の解明(63)

課題名 果樹遺伝資源の導入及び特性の解明(63)
課題番号 52
研究機関名 北海道農業試験場
研究分担 作物開発・果樹研
研究期間 完6~12
年度 2000
摘要 寒地向き優良品種の育種素材として利用するため、保存している果樹のうち、ハイブッシュブルーベリー25品種の一~三次特性、キイチゴ類16品種の三次特性及びセイヨウナシ13品種の一次特性について調査した。その結果ハイブッシュブルーベリーでは果実の大きい品種として、Bluejay、Darrow、Bluecrop などが2g以上と大きかった。果汁の糖度では Northskyほか5品種が12%以上と高く、酸度ではDarrow、Elliottなど晩生品種のPH値が低い傾向にあった。1株当たりの収量は品種によって樹齢が異なるが、多い品種にJune、Rancocas、 NovemberGlo 等があげられた。キイチゴでは、ラズベリーは香りが多くて糖度が高く、デュベリー、ブラックベリーは香りが無くて酸味が強い傾向にあった。1株当たりの収量では、ラズベリーで1■以上の品種が多かった。セイヨウナシでは葉の大きい品種にブーレ・ダンジュウが、果実の大きい品種としてマルゲリット・マリーラ、フレミッシュ・ビューティーがそれぞれあげられた。以上の結果、優れた形質を持った品種が明らかになった。今後、育種素材として利用する。
カテゴリ 育種 いちご 遺伝資源 寒地 水田 品種 ブラックベリー ブルーベリー ラズベリー

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