課題名 | 大規模畑作地帯における圃場環境情報システムの開発(114) |
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課題番号 | 95 |
研究機関名 |
北海道農業試験場 |
研究分担 |
畑作センタ・生産チーム |
研究期間 | 完7~12 |
年度 | 2000 |
摘要 | 生育初期における画像データから圃場内収量ムラ予測の可能性を検討するため、土壌の種類が異なる4農家圃場に作付けられたコムギについて、圃場内6点において赤外強度を表す植生指数を空撮および高解像度衛星画像より求め、収穫時の地上部重、収量との関係を調べた。どちらの画像を用いても植生指数は収量・地上部重と有意な正の相関を示し、収量予測は可能であることを明らかにした。収量の低い圃場では圃場内の収量ムラ分布の予測も可能であった。さらに、収量と肥効の負の相関関係に基づき、予想収量から必要追肥量も算出できた。この結果は土壌肥料学会誌に投稿予定である。今後、安定した予測のためにデータの集積が必要である。 |
カテゴリ | 肥料 寒地 機械化 水田 土壌管理技術 輪作 |