植物機能活用による施用有機態窒素の動態把握と制御技術の確立(270)

課題名 植物機能活用による施用有機態窒素の動態把握と制御技術の確立(270)
課題番号 230
研究機関名 北海道農業試験場
研究分担 畑作センタ・生産チーム
研究期間 完10~12
年度 2000
摘要 家畜糞尿施用による硝酸汚染を軽減するため、窒素を旺盛に吸収する作物を利用し、窒素溶脱の少ない作物生産体系を確立する。畑作研究センター内の黒ボク土畑圃場において、生牛糞を施用し各種作物を栽培し、窒素吸収量の作物間比較を行った。圃場試験では、用いた麦稈入り生牛糞の窒素濃度や量、C/N比が異なったので試験年次により多少変動がみられたが、チンゲンサイ、カボチャ、カブで窒素吸収量が高く、トウモロコシで低かった。ポット試験においても同様の傾向がみられた。とくにチンゲンサイにおいてタンパク様物質の窒素吸収が示唆された。土壌中の硝酸態窒素濃度は麦稈入り生牛糞を入れた区で化成区よりも低く溶脱の低減が期待される。この成果は生牛糞施用に関する試験を実施する研究機関に有用である。
カテゴリ かぶ かぼちゃ 寒地 管理技術 チンゲンサイ とうもろこし

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