| 課題名 | 温帯アカマツ天然林・暖温帯落葉広葉樹林における森林-大気系CO2フラックスの解明(79) |
|---|---|
| 課題番号 | 55 |
| 研究機関名 |
森林総合研究所 |
| 研究分担 |
森林環境・気象研 (特別研究員) 森林環境・林災研 (山梨県環境科学研) |
| 研究期間 | 完11~14(12) |
| 年度 | 2000 |
| 摘要 | 山梨県富士吉田市のアカマツ天然林,川越森林気象試験地の落葉広葉樹林に設置した試験地において,CO2と顕熱・潜熱フラックスの測定を目的に,森林微気象観測を行った.先行して観測を開始した川越試験地の測定システムをさらに改良し,富士吉田試験地に導入した.また,各種計測機器を制御するためのプログラム,測定データから各種のデータチェック,CO2フラックス計算を行なうプログラムを新たに開発・使用するとともに,同様の研究が実施されている他の試験地での運用に供した.富士吉田試験地について,群落のアルベードと葉面積指数の季節変化を明らかにした.群落上と林床付近に設置したPARセンサの値から計算した葉面積指数は,葉の展開や落葉とよい対応を示した.クローズパス赤外線ガス分析計を使用する方法では,チューブを用いて大気をサンプリングするため,吸引中に高周波成分が減衰し,フラックスが過小に評価される可能性がある.スペクトル解析を行い,高周波側の減衰を補正した結果,夜間で5%,日中で2%程度の改善が見られた.富士吉田アカマツ林のNEEでは,数日の平均値で連続した放出となるのは,1月中旬から3月上旬までの期間で,その値は1gCO2 m-2d-1程度であった.それ以外の期間は概ね吸収を示すが,日々の変動は大きい.年々変動もかなりあると推察された. |
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