課題名 | 樹木寄生性MLO類別診断のための遺伝子の検索と単離(96) |
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課題番号 | 71 |
研究機関名 |
森林総合研究所 |
研究分担 |
森林生物・樹病研 |
研究期間 | 完7~9~(12) |
年度 | 2000 |
摘要 | 約1.2kbpの16S rDNA部位のバンドを検出する方法で,ファイトプラズマ病の遺伝診断が可能になった。ホルトノキとクリとクスノキからファイトプラズマを遺伝子診断により検出した。ファイトプラズマ病の新病害として,萎黄症状から衰弱枯死被害を引き起こすホルトノキ萎黄病(Elaeocarpus Yellows)を発見した。ヒシモンヨコバイによりナツメてんぐ巣病とケケンポナシてんぐ巣病,クサギカメムシによりキリてんぐ巣病のファイトプラズマが虫媒伝染されることを明らかにした。RFLP解析によるファイトプラズマの類別診断により,ホルトノキには2種類のファイトプラズマが寄生していることを明らかにした。日本産樹木寄生性ファイトプラズマについて,約1.2kbpの16S rDNA部位のシーケンスを行い,シーケンスデータによる系統樹からファイトプラズマの類縁関係を解析した。 |
カテゴリ | 萎黄病 カメムシ 管理技術 くり |