| 課題名 | 樹木関連成分のシロアリに対する作用機構の解明(257) |
|---|---|
| 課題番号 | 202 |
| 研究機関名 |
森林総合研究所 |
| 研究分担 |
木材化工・防腐研 木材化工・成分研 |
| 研究期間 | 完7~11~(12) |
| 年度 | 2000 |
| 摘要 | 二次代謝成分のシロアリに対する作用機構を解明するため、当該物質の化学構造と活性との相関を検討し、これと併行して活性検出に適切な生物検定法の確立を目指した。さらにこれらの知見をもとに、環境に優しいシロアリ防除システムの開発を目的とした。 生物検定法については、忌避性、摂食阻害/促進活性、致死活性を検出する検定法を確立した。さらに、これらの生物検定法を用いて、キノン類、フラボノイド類に関して忌避活性、摂食阻害活性を調べ、構造・活性相関を検討した。さらにサポニンに関して、トリテルペンの一種オレアノール酸のメチルエステルをアグリコンとする糖鎖長の異なるサポニンを合成し、構造・活性相関を検討した。フラボノイド類については特に活性の高かったタキシフォリンを含浸したゼオライトを用いて、シロアリ行動阻止材料を開発した。これについては企業及び大学と共同で特許出願した。一方、シロアリに加害されやすい蒸煮処理材、褐色腐朽材について、各々の熱水抽出物の摂食促進活性を検討した。さらに各種有機溶媒で逐次抽出後、水可溶部について精査し、摂食促進物質の検索を行った。蒸煮カラマツ心材中の摂食促進物質に関しては低分子の糖変性物であることが判った。また、シロアリ防除法の一つであるベイトシステムへの応用として、蒸煮カラマツ心材中の熱水抽出物をホウ酸と混合してシロアリ体内へのホウ酸の取り込みの促進できることを明らかにした。 |
| カテゴリ | 病害虫 生物検定法 防除 |