| 課題名 | ヒバ等樹木抽出成分の生物活性(439) |
|---|---|
| 課題番号 | 343 |
| 研究機関名 |
森林総合研究所 |
| 研究分担 |
生物機能・活性研 木材利用・木質環境研 木材利用・集成研 |
| 研究期間 | 完3~5~(9)~(12) |
| 年度 | 2000 |
| 摘要 | ヒバ、ヒノキ、スギ等の樹木抽出成分は人の快適性や健康の増進効果を持つことが経験的に知られている。しかし、実質的なデータの蓄積はほとんどないのが現状である。本課題においては、1)我々が開発した”快適性評価システム(脳活動・自律神経活動の毎秒測定)”を用いて、木材の香り物質を吸入した時の快適性増進効果を調べ、さらに2)現在社会問題となっている室内塵性ダニを指標として木材の香り物質が持つ健康増進効果を解明することを目的とした。その結果、1)スギやヒバ材の香り物質の吸入により、脳活動、交感神経活動共に鎮静化され、リラックス状態が作り出されることが分かった。さらに、2)木材の精油成分はダニの行動抑制に特異的に効果をもつことが明らかとなった。畳中にヒバあるいはヒノキの材(2mm)を挿入することで、その板の上に設置したチャンバー内のダニの行動が抑制され、その効果は約8か月持続した。結論として、これまで経験的にのみ知られてきた木材の持つ快適性・健康増進効果が科学的・定量的に明らかにされた。 |
| カテゴリ | 遺伝資源 |