| 課題名 |
ヤナギ類の選抜育種における早期選抜技術の確立(478) |
| 課題番号 |
375 |
| 研究機関名 |
森林総合研究所
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| 研究分担 |
北海道・遺伝研
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| 研究期間 |
完10~12 |
| 年度 |
2000 |
| 摘要 |
これまで未利用であったヤナギ類の利用促進のためにその樹種特性を解析することを目的とした。ナガバヤナギとエゾノキヌヤナギ16クローンについて挿し木1年後に台切りを行い,3年間にわたって萠芽枝の直径,長さ,枝角度,枝張りの調査を行った。その結果から各々の形質のクローン間差,広義の遺伝率,クローン別平均値の年次間相関の解析を行った。クローン間差は1年目には両樹種ともに全ての形質で有意差が認められた。2年目以降になるとエゾノキヌヤナギの成長形質では有意差が認められたが,他の形質では認められなくなった。広義の遺伝率はエゾノキヌヤナギの成長形質では3年間にわたって高めの値となったが,他の形質では2年目以降に値が低下する。クローン別平均値の年次間相関では枝角度以外の形質では3年間高い正の相関があった。エゾノキヌヤナギの成長形質では3年間にわたってクローン間差が明確で広義の遺伝率も高めであり,クローンごとの成長の優劣も変わらないことから早期選抜が可能でありその育種効果も期待できる。早期選抜が行えればより効率的な育種が可能となり,ヤナギ類の利用促進につながる。このような成果はプロジェクト研究全体の成果として公表するとともに,林業関係の普及誌に発表し林業関係者に普及するように努めてきている。
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| カテゴリ |
育種
管理技術
挿し木
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