| 課題名 | 非破壊測定によるカンバ類の材質探査技術の開発(502) |
|---|---|
| 課題番号 | 400 |
| 研究機関名 |
森林総合研究所 |
| 研究分担 |
北海道・天然林研 北海道・樹病研 |
| 研究期間 | 完10~12 |
| 年度 | 2000 |
| 摘要 | カンバ類,特に有用樹であるウダイカンバについて,野外において腐朽などの欠陥や心材率などを非破壊的手法により探査できるかどうかを調べた。ガンマ線を使用した放射線木材水分量測定装置を用いてシラカンバ健全木・腐朽木・空洞木を調査したところ,透過率の変化で空洞は認識できると考えられたが,腐朽については明瞭に判読できなかった。ストレス波速度計測装置では,腐朽木の速度が健全木に比べて明らかに低下し,精度は落ちるものの,当装置により野外で心材腐朽などの材内の欠陥を比較的簡便に判定できることが明らかとなった。しかし,完全な非破壊ではないため材部を傷つけ,そこから新たに変色や腐朽が生ずる恐れが あることが判明した。レーダー波による非破壊探知装置では,変色・腐朽があるシラカンバの約8割について異常を判定できた。この装置を用いてウダイカンバの心材が判定可能かどうかを調査したところ,比較的幅の広い2本の吸収帯が辺材-心材の境界とおおよそ一致するものが多かった。このことから精度は落ちるがある程度心材と辺材の境界部の位置を非破壊で測定できることが示唆された。非破壊による材質や腐朽などの欠陥探査がある程度可能となることでカンバ類の保育方法改善と最適生産システムに寄与することができると考えられる。 |
| カテゴリ | 管理技術 経営管理 |