樹木細菌病害の発生機構と発生生態の解明(528)

課題名 樹木細菌病害の発生機構と発生生態の解明(528)
課題番号 418
研究機関名 森林総合研究所
研究分担 北海道・樹病研
研究期間 止9~12~(13)
年度 2000
摘要 北海道内で発生したヤナギ類の萎凋病害の病原細菌をErwinia salicisと同定、イギリス・オランダ等で発生している「水紋病」と同一病害であることを確認した。本病では、葉枯・枝枯・萎凋枯死症状といった病徴の他、watermark(WM)と呼ばれる着色材も形成される。WMには通水機能がなく、萎凋枯死の原因となっていた。軟X線写真解析やcryo-SEM観察により、WMは周辺の組織よりも多湿状態(wetwood)であることも確認した。13C-NMRスペクトル分析により、E. salicisによるWM内での菌体外多糖類(levan)の生産を確認、その発病機構への関与が示唆されたが、詳細な点の解明には至らなかった。なお本課題は、独立行政法人森林総合研究所において引き継がれる。
カテゴリ 管理技術

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