課題名 | 森林流域における水・土砂流出の予測(559) |
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課題番号 | 443 |
研究機関名 |
森林総合研究所 |
研究分担 |
東北・防災研 |
研究期間 | 止10~12~(14) |
年度 | 2000 |
摘要 | 基底流出時における浮遊物質の濃度には季節的な変動が明瞭に認められた。浮遊物質流量は洪水時において一般に流水量の二乗に比例するが、基底流出時の無積雪期における浮遊物質流量と流水量の幾何回帰の指数は1程度となった。一方、積雪期の場合は両者の間に明瞭な関係が認められなかった。粗粒土砂は毎秒100リットルを超える出水時に顕著に流出し、流出土砂量と期間最大流出水量に正の相関が認められた。水流出と土砂流出の関係について概ねの関係を知ることができたが、さらにデータを蓄積して予測手法の開発に向けた検討を重ねる必要がある。本課題は独立行政法人森林総合研究所引き継がれる。 |
カテゴリ | 管理技術 経営管理 |