| 課題名 | 列状間伐林の収穫予測と経営的評価(658) |
|---|---|
| 課題番号 | 530 |
| 研究機関名 |
森林総合研究所 |
| 研究分担 |
関西・経営研 (大阪営林局森林技術センター) |
| 研究期間 | 完9~11~(12) |
| 年度 | 2000 |
| 摘要 | 岡山県哲多町内の国有林に所在する27年生ヒノキ人工林に、普通(下層)間伐区、列状間伐区および無間伐区の施業比較試験地を設定した。タワーヤーダとプロセッサを使用し、直営生産による利用間伐を実施したところ、普通間伐区と列状間伐区の素材生産コストに大差は生じなかった。この理由としては、労働安全上の理由から搬器走行中の架線下作業を避けたため、列状区のほうが荷つみに要する時間が長くなったことや、列状区の各伐採列に架設したため一線あたり集材量が少なく、材積あたりの架設撤去費が割高となったこと、などが挙げられる。生産された素材の内訳をみると、普通区は劣勢木が中心であるため小径木・曲がり木が多く2m材の割合が列状区よりも多かった。一方列状区は集材木の平均サイズが大きいため、市場価値の高い柱適寸以上の3、4m材がやや多く得られた。試験地周辺の市況から試算した素材単価は普通区より列状区のほうが4割高く、事業収支は両区ともマイナスであるものの、列状間伐のほうが大幅に収支が改善されることを再確認した。 |
| カテゴリ | 経営管理 コスト 収穫予測 |