魚梁瀬天然木の調査管理システムの開発(691)

課題名 魚梁瀬天然木の調査管理システムの開発(691)
課題番号 557
研究機関名 森林総合研究所
研究分担 四国・経営研
研究期間 完7~11~(12)
年度 2000
摘要 高知県馬路村国有林に存在する魚梁瀬スギは、高齢級大径材として有名であり、その経済的価値は非常に高い。しかし、その管理は林班林小班など数ha以上広大な面積を基本単位としており、単木単位でも経済的価値が非常に高いにも関わらず、単木単位で十分に調査と管理が行われてこなかった。本課題では、ヤナセスギを対象として、大局的調査手法として空中写真を幾何補正したオルソフォトを使用し、局所的調査手法としてGPS( Trimble Pathfinder Pro XR)を利用し、調査データの管理と利用のために諸データをGISで統合した立木管理システムの開発と検討を行った。結果として、写真判読とオルソフォトにより広範囲で精度高く位置を把握できること、またGPSによる森林内の測量精度は、6m、最大18mであり、立木密度100-200本/haのヤナセスギならば十分な精度を持つことが分かった。本課題により、GPS,GIS,オルソフォトを用いて、簡単に高精度に、最小単木単位まできめ細かく、森林を調査し管理する手法を提示した。これらのアイデアは、広く林業・森林管理に応用できる。
カテゴリ 管理技術 管理システム 経営管理 傾斜地 GPS 中山間地域

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