| 課題名 |
火山荒廃地における緑化植物の繁殖履歴の解明 |
| 課題番号 |
579 |
| 研究機関名 |
森林総合研究所
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| 研究分担 |
九州・土壌研
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| 研究期間 |
単12 |
| 年度 |
2000 |
| 摘要 |
雲仙普賢岳火山荒廃地における木本優占種の緑化種オオバヤシャブシ(Alnus sieboldiana)は防災上は極めて有効であるが自然植生の回復を阻害する可能性もある。緑化植物群落の植生遷移に関する基礎資料とするため、群落の維持・衰退に大きな影響を及ぼす無性・有性繁殖状況を調査した。普賢岳北東部に位置する垂木台地内の95年グリーンドット・キノパック併用施工区・96年新スラリー3施工区(200m×75m:図1)に存在する2オオバヤシャブシ小群落内に各10m×10mの方形区を設けた。2000/2月展葉前に現存の99個体を個体識別して、無性繁殖の有無は萌芽の有無の確認によって行い、有性繁殖の有無は種子散布後も長く枝上に残る球果や花序痕によって判別した。また埋没芽など枝齢の境を示す特徴から枝齢および個体の樹齢を判断した。緑化工開始から6年間の繁殖履歴を明らかにした。他種による被圧はなく緑化工由来個体は順調に成長していた。また脊悪地でありながら他所既報と変わらぬ4-5年目で種子生産に入っていた。しかし生産種子由来の実生は不在であり、また無性生殖である萌芽更新も6%と少なかった。順調な成長と次世代の不在という相反する要素により今後の個体群の盛衰は現段階では予測しにくい。今後の植生遷移の結果を踏まえて、防災と地域植生の保全を両立させうる施業の在り方を検討する必要があると思われる。
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| カテゴリ |
亜熱帯
管理技術
繁殖性改善
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