課題名 | 防御反応誘導処理による枯損防止技術の開発 |
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課題番号 | 85 |
研究機関名 |
森林総合研究所 |
研究分担 |
森林生物・樹病研 |
研究期間 | 止12~(13) |
年度 | 2000 |
摘要 | 信号物質による抵抗性誘導試験では,台風で接種部から折れた苗木が多かったことから十分な判定ができなかったが,今回の方法では信号物質の多くではまったく効果が認められなかった。しかし,一部の物質の処理により枯死率が低下した可能性がある。病原菌前接種による抵抗性誘導試験では,病原菌の前接種により枯死が促進(時期,本数とも)される結果となったが,これは前接種が発病に好適な時期であったこと,前接種菌の進展が完全に阻止される以前に後接種を行ったことが原因として考えられた。来年度は接種試験により防御反応の季節変動を解析する。課題は独立行政法人森林総合研究所に引き継がれる。 |
カテゴリ | 管理技術 季節変動 抵抗性 |