カンキツ成分の糖尿病に対する作用(164)

課題名 カンキツ成分の糖尿病に対する作用(164)
課題番号 146
研究機関名 果樹試験場
研究分担 カンキツ・品質化学研
研究期間 止12~(14)
年度 2000
摘要 カンキツ5種類(ウンシュウミカン、イヨカン、ナツミカン、グレープフルーツ、バレンシアオレンジ)を添加した飼料(1%及び3%添加)を■型糖尿病モデルであるGKラットに長期間摂取させた場合の血糖値並びに耐糖能に及ぼす影響について検討した。その結果、飼料摂取10週間後の非絶食時における血糖値は対照群に比べてウンシュウミカン、イヨカン、バレンシアオレンジ添加飼料摂取群において有意な血糖値の上昇抑制作用が認められ、また耐糖能試験ではウンシュウミカン添加飼料摂取群においてのみ有意な耐糖能の改善が認められた。これらの結果から、ウンシュウミカンに糖尿病の発症予防効果が示唆された。これらの研究は引き続き農業技術研究機構果樹研究所の研究課題として継承する。
カテゴリ 伊予柑 温州みかん 機能性成分 グレープフルーツ 鮮度保持技術 なつみかん その他のかんきつ

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