ABCトランスポーターによる薬剤耐性機構の解明(259)

課題名 ABCトランスポーターによる薬剤耐性機構の解明(259)
課題番号 230
研究機関名 果樹試験場
研究分担 カキブドウ・病害研
研究期間 止11~12~(14)
年度 2000
摘要 ABCトランスポーターは細胞内の薬剤濃度を低く維持する働きを有し、多剤耐性の一因として知られている。本研究では、主に果樹の病原糸状菌からABCトランスポーター遺伝子をクローニングし、薬剤耐性や植物との相互作用においてどのような機能を有しているのかを明らかにする。カンキツ緑かび病菌のPMR5遺伝子破壊株について各種薬剤および植物由来抗菌物質に対する感受性をそれぞれ調べた結果、PMR5破壊株はベンズイミダゾール系殺菌剤やアルカロイドのカンプトテシンに対して耐性が顕著に低下した。今後は、灰色かび病菌等のブドウの病原糸状菌からABCトランスポーター遺伝子を単離して解析を進める必要があり、農業技術研究機構果樹研究所において本課題を引き継ぐ。
カテゴリ 病害虫 害虫 ぶどう 防除 薬剤 薬剤耐性 その他のかんきつ

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