| 課題名 |
大型褐藻の群落内光条件に近い弱光下での光合成特性の解明(28) |
| 課題番号 |
22 |
| 研究機関名 |
北海道区水産研究所
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| 研究分担 |
水産業研究・海区産業研
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| 研究期間 |
完10~12 |
| 年度 |
2000 |
| 摘要 |
コンブ類の群落形成と関係した光合成特性の解明を目的に、現場の光量子量とナガコンブの光合成-温度・光特性を調べた。濃密なナガコンブ群落が形成される水深2mにおける光量子量を、設置型の水中光量子計を用いて直接測定する方法と地上の光量子量と海水の吸光係数から推定する方法で求めた。設置型の光量子計を用いた場合、光量子計が海底に停留する海藻片に埋まり、計測が不可能になる場合があった。地上の光量子量、海水の吸光係数、潮位変動データをもとに、基本水準面を0mとしたときの水深2mにおける1日あたりの積算光量子量を推定したところ、6月では10~11E/■/d,12月では1~2 E/■/dとなった。これらのデータをともに現場の光条件における夏季と冬季のナガコンブの光合成-温度特性を調べたところ、光合成最適温度は現場水温に近かった。また、地上の光量子量、海水の吸光係数、潮位変動データ、葉面積指数から推定した群落内のナガコンブが捕集できる光量と光合成-光特性から推定したナガコンブの日補償積算光量との関係をもとに、夏季のナガコンブの日補償深度を求めたところ4.4m(平均水面からの水深)となった。この値は、調査海域で天然に観察されるナガコンブ群落の成立限界水深と概ね一致するものであった。本研究で得られた日補償深度は、群落造成の水深条件の検討において、経験則だけに頼らない有益な情報になると考えられる。
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| カテゴリ |
効率的生産技術
光条件
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