課題名 | 土壌改良資材等の利用による耕種的なカドミウム吸収抑制技術の開発(51) |
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課題番号 | 43 |
研究機関名 |
北陸農業試験場 |
研究分担 |
水田利用・土壌管理研 |
研究期間 | 止12~(14) |
年度 | 2000 |
摘要 | 水稲のカドミウム吸収の品種間差違について約100種を調査した結果、玄米中のカドミウムは日本稲の日本晴やコシヒカリでは平均的な濃度であったが、日印交雑種の蜜陽23号は明らかに濃度が高く、カドミウム吸収能が高い。また年次により濃度が変動するがこれは登熟期の気象条件が関与すると考えられる。一方、各種資材によるカドミウム吸収抑制効果を比較すると全般にアルカリ系資材を用いた場合が有効であった。この種の資材はpHが高く、カドミウム吸収抑制に効果があると推察された。またその他の資材ではアズミン、ゼオライト、カニライム等の効果が認められた。農業技術研究機構中央農業総合研究センターで引き続いて検討する。 |
カテゴリ | 軽労化 栽培技術 水稲 低コスト 土壌改良 にら 品種 良食味 |