いもち病菌の非病原性遺伝子の単離と機能解析(58)

課題名 いもち病菌の非病原性遺伝子の単離と機能解析(58)
課題番号 49
研究機関名 北陸農業試験場
研究分担 水田利用・病害研
研究期間 完10~12
年度 2000
摘要 抵抗性品種の利用に当たっては植物の抵抗性機構ならびにレースの変異機構の解明に基づく変異制御が重要課題である。抵抗性発現は、植物による病原菌の認識をきっかけとして起こり、認識される病原菌側の因子は、非病原性遺伝子の働きにより生成されると考えられている。そこで、当研究室で同定したイネ品種「八反3号」に対する非病原性遺伝子Avr-Hattan3について、近傍の分子マーカーを探索を行い、いもち病菌ゲノムのBACライブラリーを選抜して、コンティグを構築した。はじめに、詳細な連鎖地図を作成するため、いもち病菌の交配後代146菌株を用いて連鎖分析した結果、Avr-Hattan3から、0cMと0.4cMの距離にあるマーカーを得た。次に、これらのマーカーを手がかりに、いもち病菌ゲノムのBACライブラリーを選抜し、クローン同士の位置関係を明らかにすることにより、BACコンティグを構築した。さらに、染色体歩行をすることによりAvr-Hattan3から、0cMと0.4cMの距離にあるマーカーを結ぶ約600kbにわたる物理地図を完成し、遺伝子単離のための基盤を構築した。今後は、染色体歩行をさらに進め、非病原性遺伝子を挟み込むマーカーを探索すると同時に、遺伝子領域の絞り込みを行う必要がある。今後この課題は、「イネ品種のいもち病抵抗性発現機構の解明」の一部として行う。
カテゴリ いもち病 水稲 抵抗性 抵抗性品種 低コスト 品種 良食味

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