ツマグロヨコバイ耐虫性遺伝子の機能の解明(62)

課題名 ツマグロヨコバイ耐虫性遺伝子の機能の解明(62)
課題番号 53
研究機関名 北陸農業試験場
研究分担 水田利用・虫害研
地域基盤・遺伝解析研
研究期間 完10~12
年度 2000
摘要 ツマグロヨコバイ耐虫性遺伝子については、これまで4つの遺伝子が知られているが、それぞれの遺伝子の機能については明らかにされてなかった。そこで各耐虫性遺伝子に対応した耐虫性機構を明らかにする必要がある。耐虫性遺伝子の異なる系統を用いて抗生作用検定・非選好性作用検定および甘露分析を行った結果、耐虫性遺伝子の違いによって耐虫性程度に強弱が認められた。複数の遺伝子を加害するバイオタイプの選抜を行ったところ、遺伝子の組み合わせによってはバイオタイプが選抜されにくいことが明らかになった。圃場における耐虫性の変動を葉検定法によって調べ、耐虫性遺伝子の異なる系統で変動パターンに違いが認められた。圃場におけるツマグロヨコバイ密度抑制効果が耐虫性遺伝子の違いによって異なるかどうか等の課題が残されたため、農業技術研究機構中央農業総合研究センターの課題「耐虫性同質遺伝子系統を核としたウンカ・ヨコバイ等害虫の総合防除技術の確立」へ引き継ぐ。
カテゴリ 病害虫 害虫 管理技術 水稲 総合防除技術 低コスト 良食味

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる