課題名 | アカヒゲホソミドリカスミカメを寄主とする卵寄生蜂の天敵としての能力の評価(67) |
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課題番号 | 58 |
研究機関名 |
北陸農業試験場 |
研究分担 |
水田利用・虫害研 |
研究期間 | 単12 |
年度 | 2000 |
摘要 | 畦畔のイネ科雑草より採集したアカヒゲホソミドリカスミカメの休眠卵に寄生していることが確認された卵寄生蜂は、クロタマゴバチ科、ホソハネヤドリコバチ科、タマゴヤドリコバチ科の3種であった。無除草畦畔では、3種の寄生率は低く推移した。イタリアンライグラス圃場では、タマゴヤドリコバチ科の卵寄生蜂の寄生率が高かったが、その変動は大きかった。また、クロタマゴバチ科の卵寄生蜂は、アカヒゲホソミドリカスミカメの休眠卵で越冬することが確かめられた。この課題は、農業技術研究機構中央農業総合研究センターの「アカヒゲホソミドリカスミカメの基礎的生態と生活史の解明」に引き継ぐ。 |
カテゴリ | 病害虫 イタリアンライグラス 害虫 管理技術 雑草 除草 水稲 低コスト 良食味 |