| 課題名 |
ゲノム・遺伝子発現機構の制御による新育種法の開発(87) |
| 課題番号 |
76 |
| 研究機関名 |
北陸農業試験場
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| 研究分担 |
地域基盤・育種工学研
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| 研究期間 |
完10~12 |
| 年度 |
2000 |
| 摘要 |
本研究はイネゲノム・遺伝子解析のための重要な解析手段である画像解析技術及びFISH技術を開発し定量的染色体地図作成を目的とするものである。出穂4-5日前の幼穂を固定し、酵素解離法でイネ減数分裂パキテン期染色体標本を作製した。画像解析法により、パキテン期染色体に特徴的なヘテロクロマチン、ユウクロマチン領域の分布の特徴を解析し、染色体地図を構築した。更にイネ第2染色体に座乗するRFLPマーカーを用いて、BACライブラリーから候補のBACクローン選抜を行った。DOP-PCR法を用いてビオチンあるいはディゴキシゲニンで標識したプローブを作成し、M-FISH法での解析を行い、特異的なシグナルを検出した。これによりイネ染色体上でマーカーとなる反復配列,染色体特異的BACクローンを染色体上へ位置付ける技術が確立され、イネ染色体地図上の距離と組換価の関連性を明らかにすることが可能となり、定量的な染色体物理地図を完成することができた。本研究課題で確立した画像解析ならびにM-FISHによるDNAランドマーカーのマッピングは,未知の遺伝子を染色体上にマッピングする際の効率的な手法として、ポジショナルクローニングにも適用可能であると共に、他のイネ科作物についても適応が期待される。
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| カテゴリ |
育種
水稲
低コスト
品種
良食味
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