課題名 | 低湿重粘土地帯向き耐湿性大豆育種素材の選抜と耐湿性機構の解明(121) |
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課題番号 | 106 |
研究機関名 |
北陸農業試験場 |
研究分担 |
水田利用・(上席) |
研究期間 | 止11~12~(13) |
年度 | 2000 |
摘要 | 耐湿性育種素材を選抜するため、在来種を主に90系統を供試した。処理前に培土を実施し、播種後5週から5週間湛水処理を行った。湛水による黄化の進行は11年より早く、処理終了時の葉色値の差は大きかったが、その後急激に減少した。着莢数、粒数、茎重は処理の影響を大きく受け、百粒重や1莢内粒数は影響を受けにくく、栄養生長の不良が、莢数や粒数を減少させ減収させると推察された。耐湿性が比較的強いと判断される系統には晩生系統が多く、処理後の回復過程の差が考えられた。今後は葉色に着目し、湿害からの回復力を中心にさらに選抜を進める必要がある。本課題は13年度以降、農業技術研究機構中央農業総合研究センターで実施する。 |
カテゴリ | 育種 管理技術 湿害 水田 耐湿性 大豆 播種 |