課題名 | ソラマメにおける形態形質と耐雪性との関係解明 |
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課題番号 | 111 |
研究機関名 |
北陸農業試験場 |
研究分担 |
水田利用・栽培生理研 水田利用・栽培生理研 企連・研究交流 |
研究期間 | 止12~(13) |
年度 | 2000 |
摘要 | 遺伝的,人為的な矮性化によってソラマメの耐雪性が強化されることから,そのメカニズムの解明と制御技術の検討を行うことを目的とする.耐雪性強品種「倫玲」の矮性形質に関する遺伝解析および,ジベレリン生合成阻害剤処理による人為的矮性化が耐雪性構成要素に及ぼす影響について検討した.倫玲と正常型品種のF2集団におけるχ2検定の結果,倫玲の矮性形質は単一の劣性遺伝子に支配されていることが示された.また,人為矮性化による耐雪性の向上は,根雪前のNSC含有率の向上や積雪下における消耗の軽減によるものではなく,葉身の雪腐病抵抗性の強化によるものと考えられた. |
カテゴリ | 管理技術 水田 そらまめ 抵抗性 品種 |