課題名 | タイ産野菜類を中心とした食用植物の生理機能性に基づく品質評価(108) |
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課題番号 | 87 |
研究機関名 |
国際農林水産業研究センター |
研究分担 |
生産利用 |
研究期間 | 止9~12~(13) |
年度 | 2000 |
摘要 | タイを始めとするアジア各国における多様な食用植物種約200点について,抗酸化活性(β-カロテン退色法またはフェリルミオグロビン-ABTS法),抗変異原活性(エームス試験系)およびガン細胞増殖抑制効果を測定した。調査した試料のおよそ3割が高い抗酸化活性を示し,タイのナス科およびマメ科植物に含まれる抗酸化成分を単離し構造決定を行った。また,数点の試料が顕著な抗変異原活性を示し,タイのショウガ科野菜フィンガールートに含まれる6種類の抗変異原成分の構造およびポリゴヌム,モクコチョウの抗変異原成分を決定した。インドセンダン(Neem)やミカン科などのタイ産野菜は,強いガン細胞増殖抑制効果を示し,アポトーシスの誘導によると考えられるDNAの断片化も観察された。(国際セ) |
カテゴリ | 加工 機能性 くこ しょうが なす 品質保持 |