課題名 | 甘しょ、露地野菜及び飼料作物等の輪作技術の体系化(23) |
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課題番号 | 20 |
研究機関名 |
九州農業試験場 |
研究分担 |
総合研究・総研2 |
研究期間 | 完10~12 |
年度 | 2000 |
摘要 | 月野原台地における作付体系は、野菜作の進展により多様化している一方で、野菜や飼料の専作化、単作化が進み、休閑が増加している。そのような現行体系下では、下層土有機資材投入、甘しょ直播、作期移動などの新技術の導入する際に休閑期間を利用すれば作業面での障害や個別技術の干渉は少ない。直播甘しょ品種は休閑地への導入により残存窒素の吸収で1作で10a当たり6kg、作目の切替えによる施肥量低減により同16kgの窒素負荷低減が図れると考えられる。 平畦型表面硬化畦栽培により葉菜類や根菜類への適応拡大が図れ、3~5kg・10a-1・1作-1の低減が図れる。野菜周年作体系では局所施肥や肥効調節型肥料と畦表面硬化栽培との組合せや、作物残渣の有効利用で5~16kg・10a-1・1作-1の窒素負荷の低減が見込めると考えられる。対象地域にこれらの技術導入を最大限に図った場合、推定窒素残存量は27kg・10a-1・年-1から19kg・10a-1・年-1まで低減し、8kg・10a-1・年-1の窒素負荷が削減される。 |
カテゴリ | 肥料 飼料作物 水田 施肥 品種 輪作 |