| 課題名 |
甘しょ、野菜及び飼料作物等の輪作技術体系の経営的評価(39) |
| 課題番号 |
35 |
| 研究機関名 |
九州農業試験場
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| 研究分担 |
総合研究・経営管理研
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| 研究期間 |
完10~12 |
| 年度 |
2000 |
| 摘要 |
甘しょ、露地野菜、飼料作物等の輪作による耕地から地下水への窒素溶脱量の低減技術を対象とし、当該技術の生産費や収益性等の分析による経営への導入可能性を明らかにするため次の分析を行った。まず、甘しょ+野菜輪作体系の代表例として甘しょ+キャベツと甘しょ+ダイコンの2体系を取り上げ,試算計画法を用いて減肥栽培の経営的効果を試算した。規模拡大効果は小さいが,農業資材費はキャベツで約3割,ダイコンで約2割と大きく削減された。次に,現地実証圃場での畦表面硬化作業時間調査や技術開発試験データをもとに線形計画法を用いて経営モデルを策定し新技術導入効果を分析した。甘しょの慣行生産(青果用)と,甘しょ+キャベツ慣行体系,甘しょ+キャベツ輪作体系(甘しょ無施肥・畦表面硬化技術導入,キャベツ3割減肥)の3形態について比較すると,甘しょ慣行生産に対して,甘しょ+キャベツ慣行体系では甘しょ作付面積は微増し所得は増加する。また,甘しょ+キャベツ輪作体系では,甘しょ作付面積,所得ともにさらに増加すると推計された。以上より,作物残滓利用の減肥栽培や畦表面硬化等環境保全型技術は経営改善効果も有することが明らかになった。得られた成果は技術開発分野へ受け渡す。ただし,所得水準等は価格を固定して算出しており,価格変動を考慮した技術の経営的評価が残された。
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| カテゴリ |
規模拡大
キャベツ
経営管理
経営モデル
飼料作物
新技術導入
水田
施肥
だいこん
輪作
輪作体系
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