課題名 | 家畜ふん尿施用畑における脱窒の評価(108) |
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課題番号 | 93 |
研究機関名 |
九州農業試験場 |
研究分担 |
畑地利用・生産管理研 |
研究期間 | 完10~12 |
年度 | 2000 |
摘要 | 液状きゅう肥施用畑において土壌・土壌溶液および植物体の重窒素自然存在比(δ15N値)を経時的に測定した結果、脱窒は40cmより表層で液状きゅう肥施用直後に起こり、多施用区ほど脱窒割合が高く、施用時期では4月より9月で高いことが示された。また植物体全窒素のδ15N値が経年的に高まる傾向は認められず、連用に伴う脱窒能の高まりは認められなかった。土壌全層位の硝酸態窒素δ15N平均値または植物体の全窒素δ15N値より、全窒素施用量に対する年間の脱窒率が推定され、これまで不明であった割合とおおむね一致した。 |
カテゴリ | 土壌管理技術 |