課題名 | 環境調和型の総合管理技術の開発(305) |
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課題番号 | 267 |
研究機関名 |
九州農業試験場 |
研究分担 |
地域基盤・害虫管理研 地域基盤・害虫生態研 |
研究期間 | 完11~12 |
年度 | 2000 |
摘要 | ダイズ転作後の水田(2地域計10水田)の貝密度は直播水田における暫定的な要防除密度よりも十分に低かった。近年の減反率は30~40%に及び、輪作は直播水田での貝対策として現実的な方法と考えられた。メタアルデヒドベイト剤の播種直後1回散布は播種後の落水と併用することにより、多雨時期においても実用レベルの被害回避が可能であったが、既存の登録農薬(IBP粒剤)では2回散布しても実効がなかった。貝の密度を低減する方法として、落水処理に加え、耕耘・代かきによる貝密度低減、トラクターによるわだち溝切り、非催芽籾の混播等の技術が有効であった。これらの技術を併用し、殺貝剤を散布せずに多雨条件下で被害回避を実証することが今後の課題である。 |
カテゴリ | 病害虫 害虫 管理技術 水田 大豆 農薬 播種 防除 予察技術 輪作 |