課題名 | 体内におけるPSPの動態の解明(42) |
---|---|
課題番号 | 34 |
研究機関名 |
東北区水産研究所 |
研究分担 |
水産業研究・海区産業研 |
研究期間 | 止10~12~(13) |
年度 | 2000 |
摘要 | ムラサキイガイが海水に排泄した毒の組成比は、ムラサキイガイが保持している毒の組成比と比較してスルフォカルバモイル毒群の比率が僅かに高いものの、類似した組成比であった。この結果から、ムラサキイガイには選択的な毒の排泄能はほとんどないことが明らかになった。また、ムラサキイガイが減毒期に失った毒量は、海水に排泄した毒量とほぼ一致した。この結果から、ムラサキイガイには毒の分解能はないことが示唆され、ムラサキイガイの減毒は毒の分解よりも排泄が主な要因になっていることが明らかになった。(水研セ-東北水研) |
カテゴリ | 効率的生産技術 |