| 課題名 |
農産物価格変動波及モデルの開発(2) |
| 課題番号 |
2 |
| 研究機関名 |
農業研究センター
|
| 研究分担 |
農業計画・(上席)
|
| 研究期間 |
完10~12 |
| 年度 |
2000 |
| 摘要 |
農産物価格変動波及モデルは、産業連関分析で用いられるコストプッシュ型のアルゴリズムを基本としているが、これに加えて、先入れ先出し法による在庫変数を導入して、価格波及の時間的遅延をトレースできる。価格変化の影響を分析目的に応じて柔軟に評価できるように、為替変動や穀物、原油等の特定品目の輸入価格の変化、特定品目の国内価格水準や在庫水準に対する政策関与などを外生値(シナリオ)として設定することによって、農林水産物・食料品を中心とした183部門別に価格・コストの変化が得られるように設計されている。例えば、原油・天然ガス、石油製品の輸入価格が10%上昇した場合の農業生産活動に対する影響をコスト面から分析すると、耕種部門は0.07%、畜産部門は0.08%のコスト上昇と試算される。これを、コストアップの大きな要因となる代表的な農業生産資材別にみると、石油製品や電力は価格波及のタイムラグ期間が短く、それぞれ3.59%、0.68%の上昇、また、飼料、化学肥料、農薬などは、半年から1年のタイムラグ期間を伴いつつ0.1~0.2%程度の上昇となる。また、10%円安の月別・品目別価格波及のプロセスをみると、農産物はそれほど大きな影響はないが、原料輸入依存度の高い製粉、砂糖、でんぷん、茶・コーヒーなどの価格が上昇、その他品目はパン、菓子類などの加工度の高い品目でやや遅れて価格が上昇する。
|
| カテゴリ |
肥料
病害虫
加工
コスト
茶
農薬
|