| 課題名 |
いもち病菌レースの変動・増殖予測技術の開発(71) |
| 課題番号 |
57 |
| 研究機関名 |
農業研究センター
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| 研究分担 |
病害虫防除・水田病害研
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| 研究期間 |
完10~12 |
| 年度 |
2000 |
| 摘要 |
同質遺伝子系統の混植による防除技術を永続的防除技術にする目的で、抵抗性崩壊の原因になるいもち病菌新レースの発生機構、新レースと既存レースの競合及び圃場におけるレースのモニタリングの簡便化を図るための簡易レ-ス検定法を検討した。有性交雑によって得られた241菌株は11種のレースに類別され、多種類のレースが交雑によって生ずることがわかった。無性的交雑による新レースの発生は確認できなかった。畑苗代試験で稀少レース(002)から新レース(102)が突然変異によって発生することを確認した。この新レースは既存レースよりも競合力は劣ったので、新レースを選択的に増殖できる品種の栽培面積が増加しない場合には分布密度は高くならないと推測された。判別品種が持つ真性抵抗性遺伝子を導入した矮性レース判別系統を作成した。本系統は冬期に育苗しても徒長せずレース検定接種時の4葉期の草丈は平均5.8cmである(現行判別品種29cm)。この系統を使い、短期間で簡易にレース検定ができる方法を考案した。植物成長調節剤を土壌潅注してレース判別品種を徒長させない手法を開発し、病斑型の比較からレースの同定に支障がないことを確認した。これらの方法は冬期の日照不足条件下でも圃場分布レースの同定が可能なので、新レ-スの発生と増殖、変動を調査する普及現場で活用できる。
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| カテゴリ |
病害虫
育苗
いもち病
害虫
管理技術
水田
抵抗性
抵抗性遺伝子
低コスト
品種
防除
モニタリング
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