| 課題名 |
乾田直播水稲根の生理生態に及ぼす出芽苗立期における根圏環境の影響の解明(102) |
| 課題番号 |
80 |
| 研究機関名 |
農業研究センター
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| 研究分担 |
土壌肥料・水田土肥研
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| 研究期間 |
完10~12 |
| 年度 |
2000 |
| 摘要 |
乾田直播水稲の収量安定化技術確立に資するため、乾田直播の入水時期や土壌管理が、根の形態・生理特性及び収量性へ及ぼす影響を明らかにしようとした。耕起に比べ不耕起は発芽時の土壌表面クラストの発生頻度を低下させた。入水直後において湛水ストレスは、窒素の吸収速度をやや低下させたが、その原因は主に根から茎葉への窒素の転流を抑制することであることが解明された。同時に湛水による窒素の吸収抑制は播種後25日目の方が18日目より小さいことが認められた。一方、根の形態的発達は、入水時期を播種57日目以降まで遅らせた場合、幼形期の根・地上部比が低下するとともに根分布が浅くなる傾向にあった。冠根伸長部の浸透ポテンシャルの低下より、浅根化の原因は低水分ストレスであることが示唆された。高播種密度でより浅根化は顕著であった。播種時の窒素の条施肥は全層施肥に比較し冠根の発達を促進することを認め、窒素施肥法による根域拡大の可能性を示した。一方、極度な入水遅延は、主に一穂もみ数の低下により収量を低下させた。入水遅延による乾田期間の延長は地上部乾物重を抑制するが、茎数抑制は小さいため穂数不足による減収は少なく、播種密度を上げることによる収量補償効果は小さい。今回観察された入水遅延や高播種密度による浅根化と根生育抑制は、湛水後の下層土壌窒素吸収の抑制を通して収量性へ影響を及ぼす可能性があり、今後の検討が必要である。
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| カテゴリ |
肥料
乾田直播
管理技術
水田
水稲
施肥
低コスト
土壌管理技術
播種
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