| 課題名 |
経営者の意思決定過程の解明とケース・メソッドの適用(112) |
| 課題番号 |
91 |
| 研究機関名 |
農業研究センター
|
| 研究分担 |
経営管理・耕種経営研
|
| 研究期間 |
完10~13(12) |
| 年度 |
2000 |
| 摘要 |
10年度は、個人的意思決定過程の把握手法及びその心的過程の特徴点を整理するとともに、11年度は、農地購入依頼への対応という具体的な意思決定場面を設定し、設問への回答を求めることで農業者の意思決定の特質を分析した。また、米の購入行動を素材として、アンケートを併用した仮設店舗による購買実験と、プロトコール法による解析を実施した。12年度は、積極的な事業の拡大・多角化図っている企業的法人経営の経営者を対象に、経営運営の転機となった場面における判断についてのインタビュー記録を解析した。そして、経営戦略策定においては、販売活動を進める中で信用を得ることの重要性を痛感し、小売業資格を得て、さらに出荷業にも乗り出していくなど、市場競争の中で次々と発生してきた課題に対応していくという問題発生型の動機と、雇用労働力の就業機会の確保のため建設業免許を取得し事業拡大を試みるなど未利用資源の活用をねらった資源適応型の二種類の動機に基づき、垂直的な広がりと水平的な広がりを逐次組み合わせながら事業領域の拡大が進められたことを明らかにし、戦略的意思決定の合理化のためのケースメソッドにおけるケースを策定した。この成果は、農業経営者が消費者や小売業者等への直接販売に取り組む経営戦略を打ち出す際の検討素材として活用し得る。なお、本課題については当初の目的をほぼ達成し得たことから繰り上げ完了とする。
|
| カテゴリ |
経営管理
出荷調整
水田
低コスト
未利用資源
|