課題名 | マメ科作物土壌伝染性病害に対する作物の発病抑止機能の解析と新たな耕種的防除法の開発(119) |
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課題番号 | 97 |
研究機関名 |
農業研究センター |
研究分担 |
耕地利用・作付体系研 |
研究期間 | 止11~12~(15) |
年度 | 2000 |
摘要 | ダイズ黒根腐病の発病率の推移は、播種後4週目まではエンレイ、エンレイの根粒超着生突然変異系統及び根粒非着生突然変異系統の3系統間に大きな差は見られなかったが、8週目以降は超着生系統では発病率が増大し、病状の進展も早まった。非着生系統では感染率も低く発病の進展も遅かった。エンレイは両者の中間であった。根粒接種と無接種の2つの条件で超着生系統を栽培したところ両者とも黒根腐病は発病した。このことから、超着生系統の高い罹病性は根粒着生の有無による物理的な要因に基づくものではないことが示唆された。また、トウモロコシ跡では大豆跡に比べて発病の程度は有意に高くなった。研究機構(中央農研)に引き継ぐ。 |
カテゴリ | 病害虫 黒根腐病 大豆 とうもろこし 播種 防除 |