高収益輪作営農の定着条件の解明とモデル策定(206)

課題名 高収益輪作営農の定着条件の解明とモデル策定(206)
課題番号 169
研究機関名 農業研究センター
研究分担 農業計画・土地利用研
農業計画・農業組織研
研究期間 完10~14(12)
年度 2000
摘要 10年度は、現地実証対象経営であるO営農組合の経営実績等を継続して整理・分析した。また、11年度は、当該経営の作業日誌や簿記記録をもとに水田作経営モデルのプロトタイプを作成し、乾田直播栽培及びロングマット苗移植を組み込んだ計画モデルによる新技術の導入効果に関する予備的なシミュレーション分析を行った。12年度は、ロングマット苗の生産コスト水準や省力効果を考慮した新技術評価モデルを作成するとともに、ロングマット苗移植の利益係数(費用)に関するパラメトリック分析を実施した。そして、水田作経営にロングマット苗移植技術が導入されるための条件を検討し、現状規模(7ha)の場合は、ロングマット苗の育苗コストが9,000円/10aを下回る水準からロングマット苗移植は稚苗移植に変わり採用されるようになり、一方、14ha規模になると、省力技術採用への誘因が高まることから、15,000円以下の育苗コストであれば水稲作付全体の5割を超える面積にロングマット苗移植が導入される可能性があることを明らかにした。これらの成果は、ロングマット苗育苗施設の実用化と新技術の普及・推進に活用できる。なお、本課題は、プロジェクトの組み替えに伴い繰り上げ完了となったため、農研機構(中央農研)において、新プロジェクトの中で引き続き課題化を図る。
カテゴリ 育苗 乾田直播 経営管理 経営モデル コスト 水田 輪作

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