| 課題名 |
食品成分の脂質代謝改善能とその分子機構の解明(4) |
| 課題番号 |
3 |
| 研究機関名 |
食品総合研究所
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| 研究分担 |
食品機能・栄養化学研
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| 研究期間 |
完10~12 |
| 年度 |
2000 |
| 摘要 |
ゴマに含まれるリグナン化合物セサミンがラット肝臓の脂肪酸代謝系に与える影響に関し、分子レベルでの解析を行った。セサミンは肝臓ミトコンドリアとペルオキシゾームのβ酸化活性、β酸化系酵素の活性およびそのmRNAレベルを量依存的に上昇させた。ミトコンドリア活性は0.5%添加レベルで約2倍、ペルオキシゾーム活性は10倍以上となり、食品成分としては最も強いβ酸化誘導作用を持つと思われた。セサミンによる脂肪酸酸化の上昇は転写因子ペルオキシゾーム誘導剤活性化受容体(PPAR)の活性化に基づくものと推察された。セサミンは反面脂肪酸合成系酵素の遺伝子発現を低下させる作用があることも示された。この低下作用は転写因子ステロール調節エレメント結合タンパク質1(SREBP1)の遺伝子発現の低下と、その活性化抑制が関与することを示した。以上のようにセサミンは転写因子の活性化や抑制を通して肝臓脂肪酸代謝の制御を行うことを明確にした。このような肝臓脂肪酸代謝変化がセサミンの血清脂質濃度低下作用の原因と思われる。
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| カテゴリ |
ごま
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