課題名 | 機能水殺菌技術を核とした主要病害の総合防除技術の確立(170) |
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課題番号 | 141 |
研究機関名 |
食品総合研究所 |
研究分担 |
食品工学・製造工学研 |
研究期間 | 止11~12~(13) |
年度 | 2000 |
摘要 | 12年度は、振盪温度勾配培養装置を用いた電解水処理におけるカタラーゼによる損傷菌(大腸菌)の検出、大腸菌及び籾枯れ細菌病菌を植菌した固体表面モデルでの殺菌試験、籾枯れ細菌病に感染した種籾を用いた浸漬消毒試験を実施した。検討の結果、電解水濃度が低い状態では損傷菌が存在する可能性を見出し、固体モデル表面では籾枯れ細菌病菌は電解水処理によって殺菌できることを確認した。感染籾への消毒処理では電解水での前浸漬と浸漬処理がもっとも殺菌効果が大きかったが、モデル試験に比べると効果は減じており、13年度は籾表面での微生物の状況や生死判別により実際の籾での効果の改善を図る予定である。(食総研) |
カテゴリ | 病害虫 加工 総合防除技術 |