| 課題名 | 水溶性グルコースポリマー・関連糖質の酵素による生産と修飾(259) |
|---|---|
| 課題番号 | 221 |
| 研究機関名 |
食品総合研究所 |
| 研究分担 |
理化学・炭水化物研 理化学部長 |
| 研究期間 | 完7~12 |
| 年度 | 2000 |
| 摘要 | デキストラン生産菌Leuconostoc mesenteroides NRRL B-512F株のデキストランスクラーゼの構造と反応機構を解明するため、デキストランスクラーゼ遺伝子の単離を試みた。既知遺伝子dsrSのほかに新規遺伝子dsrTを発見したが、dsrTは翻訳領域中に5塩基の欠損があり、分子量の小さい不活性の蛋白を発現した。ノーザンブロット分析の結果、dsrTmRNAはdsrS同様スクロースで誘導生産されることが分かったが、生産量はdsrSの約20%にとどまった。欠損を補充したdsrT5遺伝子は分子量が増大し、デキストランスクラーゼ活性を回復した新規デキストランスクラーゼDSRT5を発現した。DSRT5はα-1,6結合を主成分とするデキストランを合成する既知の酵素DSRSと異なり、α-1,6結合は50%未満で40%ものα-1,3結合を含む非水溶性グルカンを合成した。そこで、これまで化学修飾およびグルカン結合試験によって予測された活性中心部位中に存在するグルカン結合領域をDSRSとDSRT5間で交換することにより6種類のキメラ酵素を作成した。いずれのキメラ酵素もデキストラン合成活性を有した。しかし、生産されたグルカンの構造解析が残され、転移反応の様式を決定する領域を予測するには至らなかった。 |
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