牛乳中の脂質成分に関する風味、機能性と飼養条件の解明(137)

課題名 牛乳中の脂質成分に関する風味、機能性と飼養条件の解明(137)
課題番号 117
研究機関名 草地試験場
研究分担 生産利用・乳牛飼養研
研究期間 完10~12
年度 2000
摘要 牛牛乳風味を飼料の給与法によって改善する手法を確立するために,牧草の収穫調製法の違いが牛乳風味に及ぼす影響,および給与ハーブの乳牛における体内動態を解明する研究を実施した。乳牛に粗飼料としてペレニアルライグラスを生草のまま,あるいはロールベールサイレージに調製してから給与し,その牛乳の乳量,乳成分を測定し,また風味を官能検査によって評価した。乳量,乳成分に差は認められなかったが,生草を給与した牛の牛乳の風味は,ロールベールサイレージを給与した牛のそれに比べて,青臭さと爽快感があることが分かった。また,乳牛に飼料のほかにペパーミントを10日間給与した後,給与を停止してから牛乳のサンプリングを行い,その牛乳中のl-メントール(ペパーミントの主成分)含有量を測定した。その結果,牛乳中のl-メントール含量は,給与停止後2日までに急激に低下し,その後逓減することが分かった。さらに,去勢牛に飼料のほかに一定量のペパーミントを給与して出納試験を行い,牛におけるl-メントールの出納を調べた。l-メントールのほとんどは消化,吸収される(消化率は94.5%)が,摂取したl-メントールの約80%は尿に排出されることが明らかとなった。
カテゴリ 管理技術 機能性 飼料作物 乳牛

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