課題名 | 放牧牛の発育診断技術の開発(187) |
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課題番号 | 154 |
研究機関名 |
草地試験場 |
研究分担 |
放牧利用・施設工学研 |
研究期間 | 止12~(14) |
年度 | 2000 |
摘要 | 牛の背線の高さの平均値を背線高と定義し、発育指標としての利用可能性を検討し、歩行通過型背線高測定装置を開発した。正姿勢時の背線高は、体高(R=0.9932)、十字部高(R=0.9973)と高い相関が認められた。画像解析による歩行時の背線高は静止時との比較で-0.6~0.6%、繰り返し測定した場合の変動係数は0.5~1.3%であり、背線高は体高及び十字部高と同様に発育の指標として利用できると判断された。以上の結果をもとに歩行通過型背線高測定装置を開発した。本装置による測定値の変動係数は、0.3~1.2%であった。これは、慣行法で測定した体高、十字部高の変動係数より小さく、牛の発育を把握できるものと考えられた。(研究機構-畜草研) |
カテゴリ | 管理技術 自動管理 診断技術 |